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経営分析を他社分析・業界分析に活用①

【第3話】 戦略室長のクノウ
「業界全体の把握なんて時間的に無理だ・・・」①

自社の属する業界の分析をどの程度されていますか?

他社分析の状況については企業によって様々ですが、概ね下記の2パターンの返答が多いです。

パターン1
「自社で構築したやり方を間違えなければ問題は起こらないので他社の分析はしていません。」

パターン2
「業務的にも近いと感じるライバル会社2~3社を分析しています。」

業界全体を分析している、という企業はほとんどなく、では、業界全体の分析は必要ないのか、というと、実は業界全体分析のニーズは非常に高いです。

事実、業界全体の分析を見たいですか? と問うと、九分九厘の方が、YESとこたえます。

弊社の経営分析システムでは、決算書の開示されている上場企業の分析済データをいつでも閲覧できるサービスを提供しております。

対象企業を選定し、直接ご自身で分析していただくことも可能です。

また、弊社の経営分析システムは、規模の因子を排除しているため、どのような規模でも比較可能となっております。

さて、下のグラフは同業界内でA戦略を展開したY社とB戦略を展開したZ社の比較グラフです。
 
2010年度

Y社 56.52pt
Z社 169.54pt
異なる戦略を展開した結果
5年で企業力総合評価は大逆転
2014年度

Y社 152.40pt
Z社 92.57pt
今回は総合評価のグラフですが、カテゴリ別に分類された親指標、

【営業効率】 【資本効率】 【生産効率】 【資産効率】 【流動性】 【安全性】

これらを横並びにして比較することも勿論可能です。
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